山陰の豪雪災害 2010年12月31日~2011年1月3日、
孤立化(道路寸断・停電・水道寸断)を経験。
この日2010年12月31日の大晦日に、1年の締めくくりとして、年越しそばを準備して、
紅白歌合戦を家族で見ることを楽しみにしていた午後18時30分。
突然、停電して、地区が真っ暗になりました。それから、2011年1月3日まで、灯りが
つくことはありませんでした。
大雪の倒木により、道路が寸断。水道管も破裂。電気も使えず孤立化をした。
島根半島の5つの集落168世帯が孤立化、最終2地区29世帯が、自衛隊の救援を受けて
復旧しました。
この2地区は、島根県松江市美保関町美保関才地区・軽尾地区、2011年1月3日に、
ようやく車が通行できるようになりましたが、こんな悲惨な正月を過ごしたのは初めての
経験でした。
電気や明かりのない4日間は、日没になるまでに夕食を終えることに必死でした。
懐中電灯やろうそくでは夕食の準備や食卓が見えず食べることさへできませんでした。
車のヘッドライトの灯りが使用できたら、少なくとも夜の21時までは、安心して生活が
できるのに・・。
この経験から、くるまでライトを開発しようと検討を始めました。